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2010年7月17日(土)晴れ 北岳肩ノ小屋(6:45)→北岳山頂(8:10~8:45)→間ノ岳山頂(13:55)→農鳥小屋(16:10) 20:00過ぎに就寝したものの気分の悪さと足元の寒さで眠れず、靴下を履いたところでようやくうとうとと眠れ、3:00のアラームで目が覚めましたが…眠し(*_*) もうちょっと眠ろうと2度寝を…zzz ふと、「kehyちゃん!!」とnonoさんの呼ぶ声で目を覚ますと、テントの外が明るいΣ(゚д゚;) ヌオォ!? 急いで入口を開けると、薄く色づいた富士山が飛び込んできました!! 大急ぎでカメラと三脚を持ってテントを飛び出し、撮影開始です!! ちょうど、鳳凰三山の上で雲が焼けています。 幻想的な夜明けがバタバタしてしまいましたが、なんとか日の出前に間に合いホッとします^^ 雲海に浮かぶ富士山や北岳、甲斐駒ケ岳に朝日が当たってキレイです☆ ご来光が出た後は人もまばらになったので、私も身支度を整えるためにテントに戻り化粧をして日焼け止めクリームを塗りまくっていると、nonoさんも帰ってきました。 テント内を片付け、朝食の準備に取り掛かります。 スキムミルクをお湯にとかしたモノにフルーツグラノーラを入れると…立派な朝食です♪ ササッと食べてテントを片付けて6:45に北岳山頂を目指して出発します! 岩場をゆっくりゆっくりと登りますが、どうも調子が悪い…。 二日目の行程は農鳥小屋までなのでらくちんの予定ですが、イマイチ…。 ちょっとフラフラするなぁ~山頂に立ってからスポーツドリンクを作らなくっちゃ! と思いながらもフラフラ(^^;)どうも足取りが悪いのでnonoさんに心配されながら登っていくと、北岳を下りられるご婦人方がこの道を回ったらキタダケソウが咲いていたよ♪と教えてくれたので、あぁ~よかった^^と思い、目を凝らしながら歩いていると、岩場にしがみついた白くて可愛いお花を発見! これが、キタダケソウなのかなぁ??? たぶん、これがそうでしょう! と思い、カメラに収めましたが…。帰って調べてみると、チガイマシタ(涙)。 まぁ、こんなこともあります。前もって葉の形を調べていなかったのが悪いのデス(≡д≡)ガーン ↑すでにバテぎみ そんなこんなで岩場のアップダウンを繰り返し、危険な箇所も無く登って行くと…山頂に到着~O(≧▽≦)O ワーイ♪ ↑逆光でこれ以上目が開かない^^; フラフラのへロヘロだったので、山頂でのんびり寛ぎタイムです♪ 間ノ岳や農鳥岳が段々とガスり始めています。 それにしても、デカイなぁ~。 南アルプスは緑豊かだと聞いていましたが、思った以上にスケールが大きい!! 今日の行程はらくちんだと思っていた考えを改めなければいけないようです(汗)。 下にある赤い屋根の北岳山荘目指してガレた岩場をゆっくりと下り始めます。 お花畑の斜面を眺めながら気分を楽な方へと意識させますが、登るのも大変なら下るのも大変! すぐそこの山荘までなが~~~~く感じ、外国人と日本人カップルのアツアツぶりに余計クラッとさせられながら(苦笑)下に下にと足を運びます。 八本歯のコルへの分岐に到着。 ここから先は山荘まですぐです♪ 北岳山荘にようやく辿り着き、ご褒美ジュースを買いに山荘の中へ入ると、土砂崩れのニュースが飛び込んできました。 山荘の方と下界の方との無線のやりとりを聞いていると、どうやら昨日素通りして明日下山する予定の場所だった奈良田が通行止めだというのです; ̄ロ ̄)!! よくよく聞いてみると、奈良田⇔広河原と奈良田⇔身延駅が現在通行止め………。 やばし!!! 広河原は昨日登ってきた登山口です。 このまま白根三山を縦走すると奈良田に下りてしまい、奈良田に下りるとどっちも行けず、八方塞がり…Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン とりあえず、nonoさんと計画の練り直しを始めます…が、北岳山荘に泊まることにして今からピストンで農鳥岳まで行くのは時間的にムリだし、かといってこのまま農鳥小屋まで行って三山登って翌日また同じ道を引き返すには体力的にかなりのムリがある…。 バス会社に連絡を取り、明日の奈良田の宿にも連絡を取ったりしましたが、状況は変わらず…。 でも、ここまで来たからには何としてでも登りたい!と思うのがココロですよね。 とりあえずこのまま進み、奈良田に下りてから考えよう!と行き当たりバッタリな考えでこのままの行程で進むことにしました(苦笑)。 それにしても、私たちがバスで通った時は何とも無かったし、雨が降っていたわけでもないのにナゼ崩れてしまったのか…。 今日登る予定にしていたなら確実に白根三山は縦走できなかったでしょう。 運が良かったといえばそうなのですが、あとは帰りの電車に間に合えば言うことナシ!なんですが…。どうなることやら…。 不可抗力のチカラでカラダもココロもダメージ大!! おまけになんだかお腹までも調子が悪くなってきました…(涙)。 足取りがさらに重くなり、ガスで真っ白になった稜線を二人でトボトボと歩きます。 ↑このあと北岳はガスの中へ。。 中白根山頂もいつのまにか登頂していたようなので、ガスの中ひたすら間ノ岳山頂を目指します…が、行けども登れども下れども山頂は出てきません(涙)。 このあたりから必死で登りすぎたため、本当にフラフラ状態(汗)。 nonoさんに叱咤(!)激励(?)を受けながら一歩ずつ前に足を踏み出します。 ↑あれって山頂? いくつかのニセピークに騙されながらようやく…ほんっっっとようやく間ノ岳山頂に到着~。 それから記念写真を撮って農鳥小屋へと向かいます。 が、これまたかな~~~り遠い(汗)。 小屋の屋根が見えるだけましなのかな…。 まだかまだか。我慢しながらの下りにうんざりしてしまい、着いてから食べようと思っていたフルーツのデザートをペロッと食べ上げるとようやく息を吹き返してふたたび歩き始めます。 すると、携帯が鳴ったので出てみると奈良田で泊まる予定の『民宿えびなや』さんからです。 交通情報を聞くと、どうやら奈良田⇔広河原間は通行しているようなのです^^ そしてついに農鳥小屋に到着! 農鳥小屋のオーナーに道路災害の件を相談したら、とても親切に対応していただきました。 ちょっと強面ですが、とても気さくな山男さんでほっとしました。 さて、オーナーおススメのトイレ近くのテント場に行くと、まだ誰も張っていなかったし、農鳥岳が目の前に見える最高の場所だったため、ここにテントをパパッと設置してnonoさんは写真撮影に没頭。 私はフラフラしていて、どうも熱がありそうだったのでそのまま倒れるようにテント中に入り込み…zzz。 nonoさんからご飯ができたよぉ~の言葉を掛けてもらうまで爆睡していました(^^;) 今夜のおかずは炊き込みご飯と汁ビーフンです。 フリーズドライのほうれん草とサラミをトッピングしていただきましたが、ちょっと微妙な味わい…(汗)。 しかも、この1杯を食べるだけが限界となり、そのまま再び眠ろうと思いましたが、風邪薬に熱さましと腹痛の薬と栄養補給のサプリメントにビタミンC&Bとバイオリンクを飲みシュラフに潜り込んで就寝。 nonoさんは私の分まで夕暮れのキレイな写真を撮っていました♪ ↑農鳥岳 ↑遠くに見えるのが富士山 ↑間ノ岳 私は腹痛と熱にうなされてしまい、農鳥小屋では散々な夜となってしまいました。 nonoさんにはとっても心配を掛けてしまいました。ゴメンナサイm(_ _)m 次の日につづく…。 by kehy
by nono_kehy
| 2010-07-26 23:53
| 山行記
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