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2016.08.10(水)晴れ
佐伯駅(17:40)→小倉駅(20:06~20:17)→京都駅(22:45~23:10)→長野駅へ 2016.08.11(木)晴れ 長野駅(6:42~8:15)→扇沢(10:00)→登山口(10:26)→種池山荘(14:13~14:20)→爺ヶ岳南峰(15:05)→中峰(15:33)→冷乗越(16:18)→冷池山荘(16:32) 前回の遠征から三年も経ってしまいました。 毎年恒例?だったアルプス遠征ですが、7年前に白馬三山縦走した時から目標を立てていて、白根三山→剱岳→大キレット→八峰・不帰キレット→ジャンダルムの順に踏破するつもりだったんですが、2012年の大キレットが生憎の雨だったので、リトライで2013年はジャンダルムを先に登ってしまいました。 そんなこんなで2014年ですが、最終目標にしていたジャンダルムを登ってしまった上に、こぶ太郎が生まれたので、どうにもモチベーションがあがらず遠征はパス。翌年の2015年も荷作り&電車予約までしていたのですが、どうにも意欲が湧かず2年連続で遠征中止となりました。 そして今年もお盆到来。正直言って今は仕事が忙しく、思うように山は登れていません。気力・体力共に自信がないのですが、去年の遠征中止をずっと後悔していたので、今回は何も考えずにエイヤッ!と遠征決行です。 遠征当日の8月10日。仕事が終わると同時に会社の水道でボトルに水を入れて駐車場へ走ります。駐車場でお盆休みで早めに仕事納めをしたkehy&こぶと合流して山服に着替えながら佐伯駅へ向かい、しばしのお別れとなります。 17:40の特急にちりん(783系)に乗って小倉を目指します。 小倉に着くと今度は「N700系のぞみ」で京都へ。 京都に着くとここからアルピコ交通の夜行バスで長野駅を目指します。 どんぶらこと揺られてようやく長野駅につきました。 時刻は6:40くらい。ここからはバスで登山口のある扇沢を目指すのですが、始発が8:15ですのでまだ2時間ほどあります。バスの乗車券は先に購入しなければならないのですが、切符売り場の「科の木東口店」が開くのは7:30からですのでぼんやり開店を待ちます。(バスの停留所でも乗車券売ってくれるのでここで買う必要もなかった) そんなこんなでどうにかバスに乗車。後はじっとしていれば登山口まで連れて行ってくれるので、ちょっと一安心です。 雄大な北アルプスの景色に相席のおいちゃんと感嘆の声をあげながらバスに揺られること約一時間半、ようやく「扇沢」に到着です! 地図では扇沢に「水」マークがありましたので、あたりを見渡すとありました!「破砕帯のおいしい水」です。 佐伯から担いできた水道水を捨て、プラスチックボトルに1リットル、ハイドレーションに2.5リットル汲んで、登山口を目指します。 15分ほど車道を歩くと登山口が見えてきました。事前に用意していた登山届を提出して登山開始です。 ↑扇沢の駐車場 変わり映えのしない景色の中、柏原新道を淡々と登ります。 山はムシムシとした暑さで汗がボタボタ落ちます。しかも、日頃の疲れ&長旅の疲れ&体力不足の三重苦?で、口から鳩が飛び出すんじゃないかと思うくらいのキツさ。今日は冷池山荘まで行かないと後々の工程が苦しくなるのですが、駄目じゃこりゃ!といった感じで、いっそ引き返そうかと悶々と考えながら登っていたらようやく空が開けてきました! ↑ぎゃーっ!種池山荘!!今日はもうここに泊まりたい! 種池山荘に着いて一安心。心がポッキリ折れていたのですが、コーラを飲んだら不思議と意欲が湧いてきました。冷池山荘へ向かう稜線を見たらちらほら登山者の姿が見えます。今から向かえば16時前には着くかということで予定通り冷池山荘を目指すことにします。 ↑手前の山が爺ヶ岳南峰、奥が爺ヶ岳中峰(2669m) ↑地図には「雷鳥多し」と書いていましたが、遭遇できませんでした。 ようやく、爺ヶ岳南峰に到着。鹿島槍ヶ岳の雄姿に心躍ります。 さきほどまでいた種池山荘が小さく見えます。(奥、中央の山は剱岳) 目的地の冷池山荘がだんだんと大きく見えてきたんですが。。 よく見ると、山荘から少し離れた丘はテントでぎっしり!あそこがテン場?テント張れるスペースあるかなあ。。 ↑振り向けば槍穂高。 今日は小屋泊まりになるんじゃなかろうかと心配しながら先に進みます。 なんだかんだで爺ヶ岳中峰に到着です。後はもうひたすら山荘を目指すのみですので、ちょっと気が楽になりました。 ↑冷乗越です。ここでエスケープしたらkehyに怒られるだろうなあ。。 ようやく、 冷池山荘に到着! 早速小屋に入り、恐る恐るテントの申し込みをしたら、あっさりOKでしたのでホッと一息。コーラ(350円)で祝杯をあげ、水を2リットル購入(たしか300円)したんですが、受付のおじさんが「今日はテント泊まり?テン場は混んでるよ~(^^)」とニコニコ。 テント張れなかったらどうしようと、ドキドキしながら8分ほど歩いてテント場に到着です。 ありゃ!混んでるのは混んでるんだけど、何とかテント張れそうです。よかった! どこか良い場所はないかヨレヨレ歩いていたら、「お疲れ様でした!」と声をかけられたので、一瞬知り合いかと思ってギクッとしたんですが、全然知らない人でした。ありがとうございます。ほんとに疲れました。。 ↑今夜の寝床確保です。 風が強く、スペースが狭かったので周りの人に接触しないように慎重にテントを設営します。テントを張り終えてから、さっそくお湯を沸かしてチキンラーメンを食べます。ちょっと気になったのですが、隣のテントの人が風よけなのか、僕のテントとの狭い隙間でゴーゴー火を使っています。時折、火をつけたままアッチコッチウロウロしていたので、なんとも心配。テント燃やさないでね。。 ほんとは一寝入りしたいところなんですが、あっというまに夕暮れの時間となりました。気力を振り絞って写真撮影をします。 ↑剱岳と夕日 防寒も着ずに、着の身着のままテントから出てきたので、日が落ちるにつれて寒い、寒い!日没までジッと我慢しながら写真を撮りました。 日が落ちましたので、足元が見えるうちにトイレに行っとこうということで小屋へ向かいます。 北穂高岳のテント場よりはマシですが、ちょっと小屋が遠いな。。 テントに戻ると水で戻していたアルファ米を(もどしそうになりまがら)かきこみ、就寝です。 明日の目的地は五竜山荘。こんな調子で大丈夫かなあ。。 by nono
by nono_kehy
| 2016-08-21 08:22
| 山行記
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