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2009年4月18日(土) 牧ノ戸(3:00)→大曲(3:30)→すがもり小屋(4:13~4:18)→三俣山西峰(4:50~6:50)→大曲(8:20)→三愛レストラン→夏木山登山口(12:00~12:20)→アケボノ平(13:40~14:50)→夏木山登山口(16:00) 一ヶ月ぶりの登山です。 前日までは地元の佐伯市にある夏木山から五葉岳に縦走しようと思っていましたが、夕方になるとnonoさんが やっぱり、くじゅうに行こう! などと言いだします。 ええ~~~っとなったけれど、夏木山のアケボノツツジが咲いている保証はなかったので仕方なく行くことにしました。 私の予定では、他のアケボノツツジの情報から判断すると、18日か19日に夏木山~五葉岳で25日か26日、29日に大崩山に登ってアケボノツツジを堪能しようと思っていたのでちょっとガックリ… まぁ、天気が良ければ明日夏木山にピストンで登ればいいかな。 と気持ちを切り替え、1時間だけ眠ってくじゅうへGO! 現在の日の出は5:40…1月は7:00頃だったのでえらい早い! これから6月までどんどん早くなり、5:00頃の夜明けとなります。 これからの季節、日々の早寝を習慣付けしなればふらふら山行になりそうです(笑)。 星降る館まできてくじゅう連山を見るとありゃ~~↓↓ 雲がひとつもありません。 いやいや、まだ時間もあるし。 と思いましたが、牧ノ戸について見上げると満天の星空(笑)。 駐車場にはぎんさんがいたのでご挨拶^^ ぎんさんとボッチさんは大体一緒なので、ボッチさんは?と聞いてみると、なんとボッチさんは夏木山に登るそうです! ありゃっ!!やられた! こうなると、夏木山に登りたくなるのは無理もありません…が、今いるのはくじゅう…(汗)。 悩みに悩んで、今日は空が焼けそうにも無かったので三俣山の西峰に朝RIDEして、早く下山しそのまま夏木山に直行しようということになりました(苦笑)。 体がきつかったらそのまま帰ればいいことだし~ なんて思いながら大曲で準備をして極力荷物を減らし、出発! 硫黄山鉱山道路までの登りですでにバテ気味…。 一抹の不安を覚えつつ、先へ進んでいると先行者がいたのでご挨拶します。 すがもり小屋までのガレ場を登っていると今日は風があまり無いからか硫黄の臭いがきつい…。 こんな時は谷底や岩場は濃い濃度の硫黄が溜まっている場合が多いので、足早に通り過ぎようとしますが、1ヶ月のブランクで足腰がフラフラしています(苦笑)。 nonoさんがタオルを貸してくれたので鼻と口にあてながら登り、ようやくすがもり小屋に到着。 先行者はそのまま下り、北千里に行く様子です。 すごいなぁ。いくら二人でも、こんな時間に北千里を歩く勇気は私達にはありません。 ちょっと休憩し、汗だくの上着を脱いでから三俣山西峰を目指してレッツラゴー! 風も微風な為ゼエゼエいう自分の呼吸がうっとうしくなりますが、鈍った体に喝を入れるため我慢して登ります。が、nonoさんに全然追いつきません(汗)。 するとnonoさんが、西峰の途中のちょっと下ったところから写真撮るからゆっくり来ていいよ~。 と有り難いお言葉を貰ったので、ゆっくりと登り始めます。 チラチラと上のライトは見えていましたが、途中から全く見えなくなってしまったので不安になり、急いで高度を上げてようやく西峰の先っぽにあるケルンのある場所にたどり着きました…が、ライトが見えない………。 えっ、ここって西峰だよね??? 不安になり、山頂へと向かいますが足跡が見あたらない………。 西峰のプレートを発見したので、ちょっとホッとしましたが、相変わらず真っ暗な中でnonoさんを探しますが、目を懲らしてもライトは見ず、名前を呼んでも周りに響くだけ………。 まさか………!と血の気がサーっと引く音が聞こえ、パニック状態になりましたがとりあえず落ち着け、落ち着け!と自分で言い聞かせます。 もうすぐ明るくなるんだから、大丈夫! ふ~っと息を吐き、もう一度nonoさんが言っていたことを思い出すと、たしか西峰の途中で何たらかんたら…と言っていた気がします。 電話を掛けても通じないのでもう一度西峰から下りるところに戻り、そちらを見下ろすと坊がつる方面にライトがひとつ見えました。 チカチカしているのがはっきりとわかるので、坊がつるではなく西峰から南峰に直登りするルートの平地部分に誰かがいるようです。 もう一度、電話をすると今度はちゃんと通じてnonoさんが出てくれました! あ~~よかった~~~っ!!ε=( ̄。 ̄;A ホッ… やっぱりそのライトがnonoさんだったようなので安心して電話を切り、時間が時間だったためその場所で撮影開始です。 雲一つ無い…と思っていましたが、デコレーションした生クリームのようないい雲が上空にあり、空も徐々に白み始めています。 焼けないかなぁ~ という願いもむなしく、霞と薄い雲海に邪魔されながら太陽らしきモノが昇ってきました。 太陽の光線から微妙に雲が焼けた?けれど、何だかなぁ~な夜明けです。 これから初夏までこんな感じなのかと思うと…ねぇ? なんて贅沢なコトを思いながら、下山の準備をしていると、nonoさんから電話があり、幻日が出てるよ~とのこと。 目を懲らしてみると、こちらからは南峰の斜面ギリギリの所にあるのが確認できました。 それからすがもり小屋へと下山し、nonoさんと合流してからそのまま大曲までのんびり下り、三愛レストハウスへ。 ここで今まで知らなかったですが、初めてコンビニと焼きたてパンがあるのに気がついたので朝食用に焼きたてほやほやのソーセージパンを買い、いちごミルクと共にむしゃむしゃ幸せ~~♪ お腹が満たされると今度は睡魔が襲ってくるので交代で運転しながら国道326号線を通り、道の駅宇目の唄げんか大橋を抜けた先の長~~~いトンネルを抜け、左折し藤河内渓谷へと進みます。 藤河内渓谷まで行くには国道326号線の途中で何個も曲がる指示をした看板がありますが、こちらから行く方が近いんですよ^^ それから細いぐるぐる道をゆっくり運転しますが、まばゆいばかりの新緑で癒される~~~~っヾ(^∇^)ノ♪ 林道が未舗装の道路へと変わり、車をゴトゴト大きく揺らしながらようやく登山口に到着(12:00)。 夏木山に登ったのは2年前のこの時期。 アケボノツツジが満開だとテレビで言っていたのを聞き、よくわからないまま登った記憶があります。 準備を整え、出発すると前方の下りてきた登山者が あれっ?! 言ったので顔を上げると何だか見たことがあるような~?? あっ!ヤマシタさんだ! 横にはボッチさんも(笑)。 下りてきたばかりのお二人にアケボノツツジの状況を聞くと、今年はどうも花付きが悪いようです。でも、写真を見る限り咲いていることは確かだったので安心して登れます^^ 三俣山→夏木山への山行にヒマだなぁ~と驚かれましたが、これから長者原に泊まって朝駆けするボッチさんの方がよっ………(笑)。 車で帰るお二人をお見送りして、本日2回目のレッツラゴー!! ここは最初から急登が続くんですが、2回目の登りだからかそんなにきつく感じません。 シャクナゲも少しずつ開花していて、蕾がたくさん付いていたので今年はなかなかいいんじゃないでしょうか? しばらく登るとようやく今年初めてのアケボノツツジに出会いました~♪ 青空に浮かぶ桃色のお花は綺麗だなぁ~~~o(*^▽^*)o~♪ 汗ばむ陽気でしたが、気分は爽快!それからもず~~~っと登りが続き、ミツバツツジやアケボノツツジが見事に乱舞しているアケボノ平に到着♪ アケボノツツジで辺りはピンクの世界ですヽ(*^^*)ノ それにミツバツツジの蕾はまるで赤い宝石みたいに綺麗☆ ミツバツツジはよく見ると面白いカタチをしています。 花もそうですが、特に葉っぱ! これなんかまるで蝶々が舞っているかのように見えませんか? 可愛いなぁ~と思い、夢中で撮っていました♪ さて、小一時間程アケボノ平で撮影していたところ、下山者がいらっしゃったので上の様子をお聞きすると、 山頂はまだ蕾でここがイチバンいいですよ。 とおっしゃったので、山頂には登らずそのまま帰ることにしました。 奥深い山の午後は足早に通り過ぎるので、午後3時といえど日陰になると夕方のように暗~い。 それから急登を慎重に下り、無事に登山口までたどり着くことができました。 今度の大崩山登山は日の出と同時に登らなくてはまた山頂を踏まずに下山なんてこともあるかもしれないので、ペース配分に気を付けなくちゃいけませんね。 あんまりアケボノツツジに見とれるのも(笑)ほどほどにしとかなくちゃなぁ~(^▽^;) by kehy
by nono_kehy
| 2009-04-22 00:03
| 山行記
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