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2009年12月6日(日) 有氏P(2:25)→ガラン台(3:05)→鳥居窪(4:37)→大船山直下(6:00~6:30)→大船山(6:40~10:50)→御池(11:00~11:20)→前セリ(13:37)→ガラン台(14:13~14:23)→有氏P(15:10) 今日は1ヶ月ぶりの山行です。 天気予報を見ると小さな寒波が来ているようなので、これは大船山でしょう♪と前の日から準備をして、秋にGPSを持って下った有氏コースで今度は登りにチャレンジすることにしました。今回もGPSを持って登るのでひと安心デス♪ 有氏Pに一番乗りで乗り込みましたが、期待していた第1ゲートはまだ閉ざされたまま・・・来年には開かれるのでしょうか? 車内でちょっと寛いでからチャチャッと準備を済ませ、レッツラGO! 星月夜の明るいコンクリート路をボチボチと登り、ガラン台に到着して山を見上げると少し雲が出ているようです。 しかも、思ったよりも強い風がうねり声を上げながら上空を飛び交っています…(汗)。 これは、失敗したかも…。 と、あきらめ半分(苦笑)で山に入り、ザクザクと霜柱を踏みしめながら登っていきます。 落葉が石の隙間に入り込んでいるのに気づかず、何度かトラップに引っかかりましたが順調に高度を上げて行くと、鳥居窪に到着しました。 強い風は当たりませんが、上空のうねり声はますますひどくなっているようです。 しかも、予報とは違い黒岳から雲がどんどん押し寄せているようです。 予報では西の風だったよねぇ?? やられたぁ~!! 時々、凄まじい音が聞こえるので台風並みだなぁ~と、身震いが起こるのはジンとくる寒さもプラスされているからでしょう。 それに、先程からチラホラとキラキラしたモノがヘッドライトに照らされています。 久々の山行なので、何度もこまめに休憩して行動食を頬張りますが、休憩時間も短くしないと寒さで体がすぐに冷え切ってしまいました。 霧氷は期待できますが、この風だけはどうか止んでくれないものか。 と思い、必死で祈っていると、キラキラしたモノが粉雪になりだした頃に少しずつ治まってきたようです。 標高を上げていくと次第にガスに覆われだしますが、うっすらと木々に霧氷が付いてきているのを確認しながら登りつめると、山頂直下の台地に到着。 到着したのは良かったんですが、うねり声とはいわないものの強風が吹き荒れていたので、一旦風が当たらないところに退散してから、アンダーウェアの上に、フリース、ダウン、レインの上下を着込み、完全防寒で山頂へと乗り込みます! 直下の台地からびっしりと霧氷に覆われていて、今期のお初☆にテンション↑↑↑。 ![]() ガスに覆われているものの、徐々に明るくなっていたので“もしかしたら”のワンチャンスを逃さぬよう、三脚にカメラを据え、小刻みに体を動かしながらスタンバイしますが…兎にも角にも寒い!! ![]() たまに吹く強風でカメラが持って行かれそうになり、三脚とカメラに霧氷が付き始めたので、カメラに袋を被せて待機しますが、そのまま…撃沈(涙)。 ![]() ![]() ガスは高い位置にありますが、うっすら青空が見えるのでガス自体は薄そうです。 これは長期戦かも…。 最悪のシナリオが頭をよぎりますが、このまま何もしないで帰るワケにはいきません。 温かいお茶を飲み、寒さで固まった体を溶かしてから風が当たらないトコロに避難していると、段原方面のガスの動きを確認してきたnonoさんから「一瞬すんごい雲海が見えたよ!」と嬉しい知らせがあったので、一緒に空を睨めっこします。 それから、体をガタガタ震わせつつ待つこと数分…。 ついに、その瞬間が訪れたのです!!! パァッとガスが晴れ、稲星山に中岳、天狗を一望! ![]() 押し寄せるガスと戦いながら、九重連山側やガスに呑み込まれた三俣山を夢中でパシャパシャ☆撮り続けます。 ![]() ようやく、大船山に押し寄せていたガスがそこそこ安定し始めると、真っ白の段原が見せてくれました。 し・か・も!ブロッケン付き!!v(≧∇≦v)三(v≧∇≦)v ![]() ![]() うっひゃあぁぁぁ~~~~!! なんとも贅沢!贅沢!! あぁ、苦労して大船山に登ってきて良かった!! 体全体に霧氷を付けながら(笑)待っていてよかった♪♪ こんな贅沢をふたり占めできてよかった~(笑)。と喜びながら撮影に没頭します。 ![]() ブロッケンを撮るため、段原から吹き付ける強風に体を持って行かれないように必死で撮り続けていると、また体が強ばってしまったのでひとまずそこから退散して御池側を撮ろうとすると、御池も見事な霧氷が付いています!! ![]() 真っ青な空と真っ白な御池☆に誘われてふらふらと下におりてみました。 下りていると、どっちもこっちもキレイで大興奮!! 御池にガスが流れてこれまたイイ感じです^^ 御池の撮影に堪能してから再び山頂に戻ると、山頂が少し賑やかになっていました。 ![]() ![]() ![]() それからしばらく撮影をしてから、下山準備に取り掛かります。 下山路は違う道をと思い、東尾根コースを初めて行ってみることにしました。 とりあえず、その前にもう一度御池に下りてお昼にすることにします。 少し霧氷が溶けかかった御池を眺めながらゆっくりと休憩しました。 ![]() そして登山道へと戻り、霧氷林の中を進みますがこちらもキレイ☆ ![]() ホクホクしながら平坦な道を進んでいると、急勾配の泥道へと変わります。 ここから先は霜柱が溶けた、ドロドロ+急斜面なので滑る滑る(汗)。 これで転んだら真っ逆さまに落ちてしまうので気を付けてはいたのですが、滑ることをどうしても止められずズルッと滑ってしまい、腰から下が泥だらけ(涙)。 ![]() 足を踏ん張って下っているので、どうしても膝に負担が掛かってしまい痛み始めてしまいました。なので、ペースはさらにダウン↓↓ 急勾配の箇所はようやくクリアし、霧氷が落ちて真っ白になった登山道をゆっくりと進み、ポールが立った台地にようやく到着。 ![]() 前セリまでまだまだ先の様ですが、足も体力もそろそろ限界です。 ここから先は下っては休みを繰り返し、疲れ切ったカラダを騙しながら高度を下げていきます。 前セリまで到着すると、後は平坦な道が続くはずなのでホッとひと安心。 翌日の筋肉痛を減らすため、ピキピキした体を伸ばしてから、甘いモノを体に補給します。 前セリから一頑張りしてガラン台に到着すると、ここにてノックダウン! しばらく休憩してからボチボチと下り、コンクリート路を登った時間よりオーバーして車に到着(´Д`;) =3 久しぶりの山行はほっっっっとに疲れました。 それから七里田温泉へと車を走らせて冷え切った体を暖め、無事にお家に辿り着くことができました♪ by kehy
by nono_kehy
| 2009-12-08 02:11
| 山行記
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