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2011年7月17日(日)~18日(土)晴れ→曇り→雨
17日→牧ノ戸P(8:10)→扇ヶ鼻分岐(9:50)→星生崎下(10:30)→久住山山頂(12:15~12:35)→久住分かれ(12:45)→スガモリ越分岐(13:43)→法華院温泉山荘((14:48)→就寝(19:45) 18日→起床(4:25)→法華院温泉山荘出発(7:50)→雨ヶ池(9:00)→タデ原(10:15~10:30)→牧ノ戸P(11:00) 3連休の山の予定はどうしようかと悩んでいたときに、nonoさんからkehy母がミヤマキリシマシーズンからずっとくじゅうに花を見に行きたいと言っていたので、『法華院に1泊して坊がつるで花散策をしたら?』と提案してくれたおかげで、夏山のくじゅうを母と満喫することになりました。 その計画を立てたのが連休の2週間前で、たぶん大部屋だろうなぁ~とダメもとで法華院に電話してみるとなんと個室OK!お弁当も注文して予約を済ませました^^ 当初は1日目に長者原から坊がつるまで行き、2日目に大船山へと登って長者原へと戻るプランを立てていましたが、3連休が近づくと急に台風が発生して大ピンチ! 台風が大分県に近づくのは19日(火)頃だということなので、計画を変更して1日目に牧ノ戸から久住山に登り北千里ヶ浜を通って法華院に下り、2日目は下山するだけの計画に変更する事となりました。 当初よりもロングコースとなりましたが、2日目には天候が悪化することを考えればピークを踏むのは早いほうがいいし、1日目の方がkehy母も元気だろうと判断。 大船山よりは皆が知っているメジャーな久住山に登ることにしました。 kehy母には下手に運動はせず、とにかく疲れないようにちゃんと疲れを日々取ってね! と念を押してその日に望みましたが・・・土曜日までビッシリと炎天下のお仕事が待っている私は日々お疲れでバッタンキュー(@_@) 母より私が先にバテるのでは?と心配になるほどのお疲れモードでした(苦笑)。 私達が出発する日に朝駆けするnonoさんを夜中に送り出してから就寝。 4:30のアラームで飛び起きて準備を済ませ、kehy母が車でやってきました(実家からはすぐ近くデス)。 途中、忘れ物をして取りに戻ったり、ご飯を食べたりしていたので予定時刻より遅くなってしまいました(汗)。 佐伯は雲っていましたが、パラパラの小雨が竹田市内に入る手前から小雨が雨へと変わり・・・。 道の駅竹田にていつもの水を汲み、くじゅう連山を望むもののガスって見えません(涙)。 せっかく母と2人で山に入るのにこんな天気では・・・とブルーな気持ちになります。 先にくじゅうに入っているnonoさんに状況を教えてもらおうと電話したら、くじゅうはガスってミストシャワー状態だそうです。でも、下界みたいに雨は降っていないそうなのですが、強風が吹いているみたいです。 それでも、牧ノ戸まで行ってから判断しようと思い、車を走らせていると・・・瀬の本辺りから急に雲の隙間から青空と日差しが射しこんできました^^ これは!!!晴れそうだ!!!! 扇ヶ鼻が見え出してきたのでワクワクしていると、nonoさんから再び電話がきて「ガスが晴れそうだから、車は牧ノ戸に置いてそのまま登った方がいいよ!」 と言われました。 実は帰りのことを考えて、nonoさんの車を使ってkehy母の車を長者原に下ろして再びnonoさんの車で牧ノ戸に登ってこようと思っていたのですが、登山者が多くて駐車場にはたぶん停められないだろうし、こんな状況なら帰りは長者原→牧ノ戸まではバスにして早く登った方がいいと判断し、牧ノ戸に到着するとやはり、駐車場には停められません。 なので、皆が停めている筋湯温泉へと抜ける細い車道に停めて、準備を始めます。 再びnonoさんから連絡が入り、「久住山は見渡す限り雲海だよ~♪♪」と嬉しいコトバを聞き、パワーアップ!! そして、青空の中、ニコニコ顔の2人が出発デス! 兎に角、最初はゆっくり!!とnonoさんから念を押されていたので、先に進みたがる母を後ろに回してゆっくりカメになった気持ちでコンクリート路を進みます。 後からの登山者に先を譲りつつ、登り進めて第一展望台に到着^^ 水分補給をして、母に調子を聞くと汗をかかないし、まだまだ大丈夫!とのことだったのでそのままゆっくりと登り始めます。 コンクリート路は時折階段状となっているので足が辛くなりますが、なんとか?クリアして第二展望台へと到着しますが、そこはスルーして先に進みます。 沓掛山山頂まではアスレチック感覚で、いつも楽しい気分となります^^ 沓掛山山頂のピークは踏まなくていいと言ったので、その手前で小休憩。 お菓子と水分補給をして、ガスと青空と緑に覆われた山々を見てほっと一息☆ あの山が~で、この山が~。 と説明しながら休憩して、元気を取り戻します^^ kehy母は学生の頃に久住山にも登った事があるそうですが、昔と登山道が違っている事に驚き、なおかつ登山者の数にも驚いていました。 確かに昔の映像を見ると久住山への道は狭い一本道だったみたいで、人が訪れるにつれ、登山道が侵食されて荒れてしまい、人の手で直しては荒れるの繰り返しですが、これも人気の山の宿命なのでしょうか。 私達も登っているので、なんとも言えませんが。 緑がキレイだねぇ~^^と2人でのんびり歩いていると、前から見知った顔ぶれが・・・! なんと、木下さんに、山靴さんの奥様、大島さんの3人です^^ 今朝の状況をお伺いすると、朝駆けの成果はまずまずだったらしく、これから下で花教室を開くのだそうです。 『これから下に一緒に下りれば鳥天定食を奢りますよ~』との甘いお誘いがありましたが、法華院に泊まるので・・・と伝えると冗談だったらしく、上でまだnonoさんが待っていると思いますよ^^とのことでした。 kehy母は『これからも娘をビシバシシゴイテください』と木下さんに頼んでいたので、今後お会いする時には覚悟せねばなりません(笑)。 扇ヶ鼻分岐まで辿り着き、休憩しているとnonoさんから『イマドコ?』の連絡が入りました。 まだまだ先は長いですが、ミストシャワーと心地よい風に汗が引き、緑と青空に癒されながら前に進みます^^ 途中でかぢさん御一行と遭遇!というか、無理矢理呼び止めてしまい(スミマセン!)、ハナちゃんと戯れているとnonoさんのウワサをバッチリ聞いてしまいました。 いやはや、皆にバレテイマスヨ(笑)。 西千里ヶ浜を歩いていると、急に久住山がガスの中から顔を出してくれました^^ 「あっ、あれが久住山だよ!!」 と、母に教えて気持ち急ぎながら、星生崎下のガレ場を通っていきます。 岩場を登ったり、下ったりなので四苦八苦しながらのkehy母でしたが、なんとか星生崎下のポイントに辿り着き、あそこで休憩しよう!とザックを下ろしていると、急に久住山がガスってしまいました。 まぁ、すぐ晴れるから先に休憩しよう♪ と、ひと休みしますが、ガスは晴れません(^^;) 仕方がないので避難小屋に下りて所用を済ませてボチボチと登ると母がダレかに呼び止められて道を聞かれていたのでちょっと戻って話を聞くと、久住山側から稲星山に登りたいとの事でした。地図を開いて現在地と目的地の位置関係を説明して、もう少し登ったら右側に台地がありますからそれに沿って行き、そのまま下って再び登れば稲星山ですよ。 とお伝えしますが、このガスではなかなか先が見えないので厳しいかもしれませんね。 このまま登っていたら、東側の台地のトコロで教えればいいかな。と思い、再び登りますがミストシャワーが行く手を阻むのでザックカバーを取り付けて今回はちょっといいコンデジといつも使っている防水コンデジを持ってきていましたが、ちょっといいコンデジをザックに入れて防水コンデジに切り替えて登ります。 登っていると、道を聞いていた登山者が東側台地手前で立ち往生していたので、再び説明をしてから久住山山頂を目指します。 山頂手前までやってくると、ひょこっとブルーのTシャツを着たnonoさんがやってきました^^ kehy母に「お疲れ様です~^^」と声を掛けると、「もう太ももが上がらない(笑)」との返事デシタ。 山頂で記念写真を撮り、風が当たりにくい反対側でkehy母の握ってくれたおにぎりを食べて元気復活! ミストシャワーで体が段々と湿ってきたので、名残惜しいですが久住山を下りる事にします。 まぁ、お楽しみは次に回しなさいということかな。 そんなことで、滑りやすいゴロ道をゆっくりと下っていきます。 すると、ミストシャワーが次第に雨へと変化してきたので、レインウェアの上着だけを羽織る事にしました。 久住分かれに到着し、下山するnonoさんを見送りながら私達も岩場を慎重に下り進めます。 岩が濡れている為kehy母に声を掛けながらでしたが、後から後から登山者に追い越されてしまいますが、仕方がありません。 視界も悪く、黄色いペンキがないと不安になるほどでした。 ここを下るのは・・・数えるくらいしかありません。 記憶にあるのはうんざりするくらいな下りだったということ。 その記憶は間違いなく、うんざりがたくさん出てきた頃に、ようやく北千里ヶ浜に到着。 しばらく平坦の道をガスで真っ白な世界の中をボチボチと歩きます。 時折、サッと晴れるガスに翻弄されてしまいながら歩いていると、いつの間にかスガモリ越分岐に着いていました。 その先を曲がり、法華院までのだだっ広い砂地の道を歩き、この道って三途の川って感じだよねぇ~なんて話しながら進みます。 法華院からの谷の風が強く、再び岩場の道を進みます。 ですが、足場が滑りやすいのと強風で四苦八苦。 あと、残りは1時間もないからガンバロウ!! と、声を掛けつつ進みます。 でも、よく考えればさすがkehy母。 足は上がらずとも足腰がしっかりしているので、転ぶコトはありません^^ ま、このDNAはしっかりと受け継いでいるので、私がこの体形なのも理由があるんです(苦笑)。 ようやく林の中に入り、法華院まではあともう少しとなりました。 すると、とある登山者の背中に『くじゅう18座挑戦中』と書かれたTシャツを着ている方に出会いました。 くじゅうをいろんな形で挑戦している人がいるものですね。 背中に書いていないとただの登山者にしか思えませんが、このようにアピールしておけば他の人にも判りやすいですし、自分を奮い立たせるコトにも有効ですよね。 私達もガンバロウ!!という勇気を貰い、再び下り始めます。 途中、雨が川のように流れている箇所が何度もあり、ぬかるみに囚われたりしながらもようやく砂防ダムが見えるトコロに出ると、眼下に法華院の屋根が・・・v(≧∇≦)v 母と2人でようやく辿り着いたことに喜び、登山道脇に流れる雨水でドロドロになった靴の汚れを落としてから受付へと行きましたが、受付を待っている人が多かったので先に法華院の記念撮影を撮りに下の道へと下ります。 小雨は止んでいたので坊がつるや山荘の記念撮影を撮っていると、急にガスが動き出して陽射しが射してきました^^ 坊がつるに下りて散策する体力はなかったので(笑)しばし、坊がつるの風景を堪能しました。 受付を済ませて、個室へ入ります。 畳と木の匂いが落ち着きますね^^ 荷物の整理をしてから、温泉へとレッツラゴー! 温泉は食堂の下にありますが、ちょいと大部屋を覗いてみると・・・おぉっ!結構人が入っていました。 温泉に浸かり、筋肉をほぐして~~~。はぁ~~~いいお湯デス^^ 夕飯まではまだなので、食堂の隅のコーナーにあるソファーとテレビと山に関する書物が置いてある一角でひと休みすることにします。 kehy母は大相撲に夢中。私はマンガ『孤高の人』があったので、読んでいた7巻から先を熟読。 孤高の人は内容がきついので、途中で読むのを止めていたんですが、読むと夢中になってしまうんですよね(苦笑)。 nono&kehyは2人とも実はインドア派で家にはマンガが山のようにあります(苦笑)。 けれど、『岳』などの山のマンガが無いのは不思議ですね。 ↑食前酒 さて、ようやく夕食の時間となり、名前を呼ばれたらトレイを取りに行ってテーブルへと着いて、いただきます♪ 野菜をふんだんに使い、薄味で体に染み込む美味しさでした^^ ちょっと、量が多かったんですがkehy母に残りを預けて完食(笑)。 kehy母はモリモリと食べていたので、これならバテている感じはしませんね。 さて、夕食が終わったので部屋へと戻り、布団を敷いてからゴロンと横になります。 ただ横になるのはもったいないので、今日来た道を地図と睨めっこしながら復習してもらい、明日のコースも予習していると体が冷えてきてしまい、風邪を引きそうになってしまったので、再び温泉へと浸かります^^ 今度は独り占めの温泉♪♪ ゆっくりと体を温め、部屋に戻ってから就寝(19:45)。 明けて4:35に2人とも目が覚めます。 目が覚めたので温泉に入ろうと食堂へと行くと、テレビの前に何人か集まっていました。 何だろう??? と、画面を覗くと・・・そうです、女子サッカーワールドカップの決勝戦をやっていたのです!! 後半の0-0だったので、強敵アメリカ相手にすごいなぁ~~!!と、感心しながら温泉へ(苦笑)。 再び戻って来ると、0-1へと相手に点を入れられていた為、少し応援してから荷物の整理をする為に部屋へと戻りました。 荷物の整理が終わると、サッカーが気になって仕方が無いので、再びサッカー観戦へと出向きます。 すると、1-1へと追いついていて、延長へと突入していました^^ そこから先は、段々とテレビに集まる人々と一緒に一喜一憂、ハラハラドキドキを味わい・・・・・・ついに・・・・優勝の瞬間デス!!!!! わぁ~~~~!!とガッツポーズと拍手が食堂を響き渡ります。 私は一目散に母にこの状態を知らせて一緒に食堂へと戻り、表彰式をぼんやりと眺めながら、喜びに胸を膨らませました^^ 朝食を取ってからレインウェアに身を包み、大雨の法華院を後にしました。 暴風雨というほどではなかったんですが、これからひどくなるであろう台風の影響を肌で感じつつ、坊がつるに差し掛かります。 坊がつるはこんな状況では散策しても楽しくないので、また次回へと持ち越しです。 ノハナショウブのムラサキがかすかに湿原の中にあります。 坊がつるから長者原への入り口のルートが変更され、石が積んでいたり、木の階段になっていたりときちんと整備されています。 樹林帯の中に入ると、ムシムシと体が暑くなるので、適度に水分を補給しながら進みます。 ぬかるむ登山道は川一歩手前。 雨ヶ池までの登りはほんの少しですが、こんな蒸し暑い中を登るのはちょっと困難でした。 雨ヶ池へと到着しますが、雨はまだ溜まっていません。 ノハナショウブもアチラコチラに咲いていました^^ ここから先は長いですが、下り道なので気分も楽デシタ。 イブキトラノオやヤマアジサイに励まされて・・・ようやくタデ原へと到着~♪♪ タデ原をサクッと散策すると、キスゲ?やハンカイソウ、ノハナショウブがたくさん咲いていました^^ その後、バスがきそうな時間となったので長者原のバス停へと向かい、やってきた日田バスに乗り込んで、牧ノ戸へと・・・到着デス^^ 長い二日間がようやく終わりました。 いきなりのロングコースでkehy母の体力が心配でしたが、日頃働いている事もあってか体力は上々で普段使い慣れない筋肉が少し悲鳴を上げているようでしたが、達成できて本当に良かったです^^ nonoさんにもいろいろ心配をかけましたが、いろんなサポートのおかげで今回の2人の旅が成功できた事に、本当に感謝します☆ さて、下山してすぐに車に乗り込み、近くの温泉宿でお風呂に入って雨で冷えた体を温め、食事を取ってから帰路に着きました。 by kehy
by nono_kehy
| 2011-07-21 23:16
| 山行記
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