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2011年12月17日(土)晴れ
牧ノ戸(11:50)→扇ヶ鼻(13:30~14:40)→天狗ヶ城(16:30~17:20)→牧ノ戸(19:00) 嬉しいことに、週末の度に寒波が訪れています^^ 今週は先週末のリベンジとして土、日曜日の両方とも山に入る予定にしていました。 けれど、冬の厳しい時に車中泊するのはちょっと厳しい…(汗)。 ならば!と、夏にできた『トライアル温泉郷』に泊まってみることにしました。 運よく安い部屋が空いていたので、部屋で食べる食材を買い、泊まる準備やザックの準備に朝食用のおにぎりも作ったり…なんだかワクワク♪ 一応、朝駆けも考えていましたが(思ったとおり)寝坊してしまい、あきらめて2度寝することにします(苦笑)。 8時前にようやく起きだし、準備をしてから9時前に自宅を出てくじゅうへGO! 久住町に入ると、くじゅう連山が見え出しました…うぎゃ!山が晴れてる!! 予定では、お昼頃にガスが取れると思っていたのに真っ白に化粧したくじゅう連山が眼下に広がっていました(汗)。 ガスが取れていたのは仕方がないですが、早く登らないと真っ白のくじゅうに会えないかもしれないとちょっと焦りました。 それでも、快調に車を走らせて瀬の本までやってくると、電光掲示板に『チェーン規制』の表示が。 上まで行って、拡幅のない場所でチェーンを付けるのはイヤだったので、その場所でチェーンを装着することにします。 一年ぶりのチェーンでしたが、nonoさんと二人で難なく装着してから車をガタゴト言わせながらやまなみハイウェイを登っていきました。 が、結局牧ノ戸Pに到着するまでそれらしき箇所は見当たりませんでした(苦笑)。 上の駐車場に車を停めて、パパッと準備をして出発します。 薄く積雪したコンクリート路をアイゼンを装着して進んでいきますが、新雪のためアイゼンを履いていると歩きにくくてかえって履いていないほうがよかったかも(^^;) nonoさんは第一展望台でアイゼンを脱ぎましたが、私は沓掛山の岩場が怖いので我慢してこのまま歩くことにしました。 第一展望台では、真っ白の三俣山や沓掛山の美しい霧氷の森がお目見え♪ とてもキレイです^^ そこから先は、行けども行けども真っ白な世界でBeautiful♪ 星生山も扇ヶ鼻も真っ白!!あぁ、あそこに飛んでいきたい…。 叶わぬ願いですが、誰しも一度は願うことがあるハズ。 サンサンと暖かな陽射しが霧氷を溶かしているので焦りますが、少しでも早く行きたい! すれ違う登山者と挨拶を交わしながら、ちょっとドロドロになりかけている登山道を泥を跳ねないように慎重に、でも足早に先に進みます。 星生山西斜面が見えるポイントにたどり着きましたが…残念(=_=;)霧氷が落ちかけていました・・・。 けれど、扇ヶ鼻の霧氷は未だに健在だったので、誘われるように扇ヶ鼻へと足を運びます^^ 急登を登り、山頂へと向かっていると…んん?見たことがあるシルエットの方が…?? とりあえず、手を振ったら反応があったので、 「もしかして、sumiさんですか?」 と、声を掛けると、やはりsumiさんでした^^ 朝からくじゅうに入っていたそうで、日の出は撃沈でしたがあとはブロッケン三昧の羨ましい成果だったそうです。 あぁ、やっぱり楽をしないで寝坊した時点でやってくればよかったなぁ~と思いましたが、仕方がありません(苦笑)。やっぱり、リベンジな感じの雰囲気にはならないノンキな私たちです(^^;) それでも、霧氷の花の森の扇ヶ鼻はとってもキレイ♪♪ しばらく山頂で夢中になって写真を撮ってしました^^ が……寒い!! 先週と比べて風があんまりにも冷たく、強風が吹くのでもう耐えられません!!! 肩が寒くて強張ってしまうので肩にホッカイロを張り、おにぎりを頬張ってようやく復活。 今日の夕暮れは私は星生崎にnonoさんは天狗ヶ城への二手に分かれる予定だったので、sumiさんにお別れを告げ、先に進むことにします。 少しずつガスがくじゅうを覆いだしているのがちょっと不安になりますね。 ガスと扇ヶ鼻のコラボがステキで何度も山頂方面を振り返りながら進みますが、ガスの流れが早いのでsumiさんは寒いだろうなぁ~。 扇ヶ鼻から下りて西千里ヶ浜を歩いていると、星生山池糖の周りにある霧氷がとってもキレイでした♪ 星生崎下までやってくると、急にガスが晴れだして久住山が見えるように^^ 山の半分の雪が溶けてはいましたが、やっぱりこの時期の久住山は格好いいですね♪ 星生崎の上に進んでいると、nonoさんが『今日は星生崎で夕陽を迎えても星生山の稜線に雪がないから一緒に天狗ヶ城に行こうよ』と何度も誘ってくるので、私もそうかなぁ~?と思ってしまい、仕方がなくnonoさんと天狗ヶ城に向かうことにしました。 久住分かれからの稜線は風がとても厳しく、縮こまりながら進むと、ふと雪の登山道が上に伸びていた箇所があったので、これは何かなぁ?と不思議に思いながら伸びている足跡に着いていくことにします。 久住山の周りにあるガスが太陽に照らされて神々しく輝いています。 あんまりにも真っ白な斜面はとてもキレイだし、他の山々の姿もキレイに見えるので、ここで夕暮れを迎えてみてもいいかも?と少々迷いましたが、天狗ヶ城に向かうことにしました。 薄く積雪した登山道を踏みしめて、御池の淵に出ます。 御池はすっかり冬の装いをしていまいした。 のんびり写真を撮りながらの天狗の道だったのですっかり遅くなってしまい、急斜面をヒィコラ言いながら登り、ようやく山頂へ(-9℃)。 山頂は誰もおらず、二人きり。 ザックを下ろして、星生山や扇ヶ鼻を覆っている雲海がこちらに流れてくるのを祈りながらアチラコチラと飛び回ります。 もの凄く真っ白に化粧された大船山はガスに覆われていましたが、時々顔を覗かせてくれました。 以前、天狗ヶ城に夕駆けした時にも思いましたが、大船山を覆っているガスに同じような虹の色が付いています。あの時は彩雲??と思いましたが、フェアビューさんから、あれは山のブロッケンでは?と言われたので、よくよく見ていると天狗ヶ城の山の影に添って虹の色がガスに映っている感じに思えます。 ということは、あれは巨大なブロッケンなんでしょうかね。 不思議です。 天狗ヶ城の斜面はまだ霧氷が残っていましたが、天狗ヶ城の南側や中岳の南側は霧氷や雪が溶けていました(涙)。 でも、少しずつ変わっていくガスの流れや神々しい太陽の輝き。 最後に輝くピンクの光線が山々を包み、穏やかな夕陽となりました。 きれいな空のグラデーションにとても癒されます^^ でも、星生山~扇ヶ鼻の山の上にある雲があまりにも怖い形…。 大きい雲は稲星山の象徴のガメラにも似ていて、あの下はかなり荒れているのかもしれませんね(汗)。 さて、残照を撮りながら、サクッと下山することにします。 日が落ちると急激に気温が下がり、体がブルブルと震えてきます。 少しでも急いで高度を下げるとようやく震えが止まりましたが、なるべく早く帰れるようにこの先も足早に進み、とけかかっていた登山道はすでにガチガチに固まっていて、いかに山の夜が寒いかを示しているかのようでした。 沓掛山までやってくると、ようやくひと安心。 滑りそうなコンクリート路をソロソロと下り、ようやく牧ノ戸Pまでたどり着きました^^ 山に御礼を言ってから、靴を履き替えて車に乗り込みます。 さて、次の目的地は『トライアル温泉郷』です。 施設内にはレストランがあり、受付で説明を受けてから本日の部屋まで…は地図を渡されて自分達で向かいます。そうそう、ここの温泉郷は『トライアル』というディスカウントストア?の系列で、ここの会員だと平日1泊1,980円で泊まれるのです(!) 今日は休前日だったので一人2,480円でしたが、それでも二人で5,000円もしないので車中泊の厳しさを考えると安いと思います。 モチロン、素泊まりの値段でタオルや歯ブラシなどのアメニティはないので、持込です^^ ない人は買うことができますし、お菓子やジュースもお店の中のような良心的なお値段でした♪ ぬくもりのある木の施設で、お安い値段の宿泊場所は長屋の一角でしたが、それでも十分! ↑トラコーラ1本50円! なかなか寛ぎやすいお部屋で、なんだか自分の家みたいな錯角を起こしてしまいそうです。 部屋に荷物を入れてから、家族風呂へと向かいます。 5個ある内のひと部屋が空いていたので中に入ると、これまたいい感じで冷え切った体を温めるため、ザブンと温泉に飛び込み体を温めますが…ぬるい??? 体が温まるとどんどん温泉がぬるいのが気になってしまいます。体を洗いたくても半露天風呂の家族風呂はとてつもなく寒くて外で体を洗うことなどできない…でも、思い切って外に出てうぎゃ~~~と寒さに耐えながら体を洗って再びお湯の中へ…これでは風邪を引いてしまいそう。 今日は露天風呂が温度調整が上手くいかないからと使用中止だそうで、家族風呂もダメだわ(=_=;)と思っていると、お湯の注ぎ口から勢いよくお湯が出てきてようやく少しだけ体が温まり始めました^^ 長いこと浸かり続けていたので、空腹が限界にきています。 急いでお湯から出て、髪を乾かさずに着替えだけしてからお部屋に戻っていると、濡れた髪が一気に凍っていました(汗)。 さて、部屋に戻って鍋の仕度をパパッとしながら、ちょっと一杯nonoさんと乾杯~♪ ほろ酔い気分で鍋が煮えるのを待ち、具が煮えてからうどんを投入してグツグツ♪ はい♪できあがり^^ ↑後で分かったのですが、部屋ではガスコンロ使用禁止でしたm(_ _)m 温か~い鍋うどんをズルズルといただきました^^ まるで自宅の様な寛ぎ…おやすみなさい…zzz。 2:00にアラームをセットしていたので、けたたましいアラーム音に飛び起きました。 予定では、ガスが三俣山に乗っていたら霧氷が付くだろうから山に登ろうと思っていましたが、くじゅうの空のライブカメラを見ると、ピーカンです。 あぁ、これで眠れる・・・。と、再び2度寝をかましました(笑)。 7:00前に目が覚め、朝風呂に入ることにします。 外に出ると薄曇りが広がっていて、三俣山の上にはガスが乗っていました。 薄くピンクに焼けた空が見えましたが、あの感じだと山の上はガスで閉ざされて見えそうにありません。 しかも、ガスは乗っかっていても、霧氷が付いているような気配はなし。 あぁ、よかった^^ ←失礼 と、ほっとしながらのんびり朝風呂に浸かり贅沢三昧デス(笑)。 なんだか、ひと足先にクリスマスをすごしているかのような贅沢気分でいい感じ♪ 安いのに、ホッとできる空間に大満足なお宿でした^^ また、機会があれば泊まりたいですが、これだけ安いとお客さんも増えるでしょうね。 ということで、宿を出た後は山に入ることはなく、そのまま大分市内へと向かい自宅に帰りました^^ さて、クリスマスまであとほんの少し。 クリスマスくらいはゆっくりと過ごしたいものですね^^ by kehy
by nono_kehy
| 2011-12-23 01:49
| 山行記
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