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2012年8月15日(水)晴れのち曇り一時雨
燕山荘(6:15)→バス→中房温泉(9:30)→JR→穂高駅(10:30~11:20)→松本(12:00)→バス→新島々(12:40)→上高地(13:55) ブブブブ・・・・・(3:30) ポケットに入れていた、携帯のバイブアラームで目が覚めました。 同室の方を起こさないように、荷物を持ってハシゴを下りて廊下にでます。 廊下に出ると、奥にあった談話室の方ではライトがチラチラと見えます。 談話室のテーブルの上に荷物を置いて、トイレ・洗面を済ませてから身支度を整えます。 準備が遅い私は精一杯急いで仕上げて、とりあえず外の状況を確かめようと外に出ると・・・ホワイトアウト!! それだけならいいですが、雨まで降っているしぃ・・・・・・・・(涙)。 今回は雨に本当に翻弄されるなぁ~とつくづく思いました。 仕方がないけれど、万が一の可能性を込めて、準備を済ませたザックを部屋に置いて、レインウェアを羽織って外に出てみることにします。 外は相変わらずガスっていて、一面のホワイトアウトは変わりませんでしたが、雨が弱まって霧雨へと変わっていきました。 少しずつ明るくなっていく空をじっと待っていると、うっすらとガスの切れ間がみえます! ガスの下は雲海のようですが・・・これは晴れてくれるのだろうか・・・? なんとなく、太陽が昇るまでガスが晴れないようなきがしたので、もしも、晴れないで待ち続けたらご飯の時間になって遅くに食べるとなるともしその後で晴れたら撮影できないし・・・。 どっちにしても痛いので、とりあえず用事は先に済ませてあとでゆっくり撮影だ!と思い、山荘の中に入って濡れたレインウェアを乾燥室に入れてから、食堂へと戻るとズラッと行列が出来ていたので、私も並んで待つことにします。 どうかまだ晴れませんように・・・! 私の番となり、席に案内されてさぁ、食べようとすると・・・ ウギャ!!!ガスが晴れてきている!!! ご飯をそっちのけでテラス席へと行って撮影します(苦笑)。 太陽が雲海から上がってとっても眩しい光景☆ 朝食を食べていた方々もテラス席に集まってご来光を眺めます。 まだ燕岳はガスっていたので、とりあえずいそいでご飯を口の中に放り込んでから食堂を後にして、表に出ました。 燕岳がちょこっと見え始めています^^ TさんとMさんが燕山荘前のベンチにいらっしゃったので、ご挨拶をします。 再びウロウロしていると、ガスがどんどん湧いてくるので彩雲か、もしくは燕岳のブロッケンかがガスに浮かんで見えます^^ これならブロッケンも見られるかも?と思い、高い位置に移動してスタンバイすると、やりました!ブロッケンです!! ようやく山と絡ませてブロッケンを撮ることができました^^ ひとしきり撮影して燕山荘へ戻ると、Tさんがいらっしゃり、Mさんはもう下りてしまったそうですが、Tさんは6:00にココを出発するから、それまでに下りるのならば一緒に下りましょうと言ってくださったので、私も出発の準備に取り掛かります。 先程脱いで干していたレインウェアを畳んでザックに結びつけ、靴を履いてから外に出ます。 出発前にnonoさんにメールを打ち、Tさんと共に燕山荘を後にしました。 先程まで見えていた青空はほとんどなくなり、どんどん曇ってきています。 ↑ 富士見ベンチ 合戦小屋まではゆっくりと高度を下げながら進み、あっという間に合戦小屋に到着♪ 本当は名物のスイカを食べてみたかったんですが、さっき食べたばかりだから食欲はわかないのでパス。 ちょっと休憩してから、再び下り始めると、登山者の姿がチラホラと見え出してきました。 これから登る方々を羨ましいなぁ~と思いつつ、早く下りてお風呂に入りたい!という気持ちが大きいです(苦笑)。 今回は長い縦走のワリに軽量化の為、余計な着替えを持ってきていなかったので、着ていた服はリ○ッシュを毎日噴きかけまくっていましたが、ソロソロそれも限界です(苦笑)。 もう除菌・消臭できる領域を超えてしまいそうですから(^^;) 自分ではスデに麻痺してニオイを何とも思ってはいないのですが、下から登ってくる皆さんの清潔そうな空気をまとっているのに気がつき、では私は・・・?と焦ります(苦笑)。 合戦小屋を過ぎると、どんどんと急坂となり、登ってくる人は大変だなぁ~~~(汗)。 下りるのも、結構足にくるのでつらいし、昨日も濡れた靴下で行動していたから足の指に水ぶくれができたりもしていたので慎重に下ります。 富士見ベンチ、第三~第一ベンチをゆっくり、ゆっくりと下り続けます。 デカザックを抱えた山岳部らしい若者が多く、中には女性がたくさんいたので山ブームはまだ続いていきそうですね♪ さすが、北アルプスの入門の燕岳への急登は日本三大急登でも比較的登りやすいとあって、多くの登山者が登ってくるので、狭い登山道では何度も足止めさせられました。 Tさんは冬の燕岳もいいよぉ~^^と勧めてくれます。 そういえば、燕山荘のオーナーは冬の燕岳は風が強すぎて雪が積もらないそうですが、合戦小屋から上は特に雪が多いからお客様からの積雪量のお問い合わせには『現在雪は0m~5m積もっています。と答えるから怒られることもある』と言われていました。 それだけ厳しい自然環境ですが、燕岳は年末年始やGWは営業しているので、いつか来てみたいなぁ~^^と思います。 そうこう話しながら下っていると、下の沢の音がどんどんと大きくなり、赤い屋根が見え始めてきました。 バス停にバスが停まっていましたが、時間は十分間に合います^^ 赤い屋根は温泉施設だったみたいで、小屋の前で休憩をしようとすると、Mさん発見! 一足先にひと風呂浴びていたようです♪ 羨ましいですが、私は時間がないので上高地で入ることにします。(皆さん、臭かったらゴメンナサイ!) 小屋で無事に下りられたのでアイスを購入♪ ひと休憩して、最後に3人で記念撮影を撮り、お二人に今日までと~~~~~ってもお世話になったので何度も御礼を伝えます。 3人でバス停へと向かい、Mさんとはこのまま一緒に穂高駅まで向かいますが、下の有明荘でお風呂と昼食を取られる予定にしていたTさんとはここでお別れです。 Tさん、二日間本当にお世話になりました!! 北アルプスのことをいろいろ教えてくださりありがとうございました!! それから、例のアレも有効に使わせていただきました♪♪重ねて御礼を申し上げます。 またいつか、くじゅうに来られるときにお会いしましょうね♪♪ Tさんと手を振って別れます。 バスに乗り込んだら、早速先程買っていたアイスをパクリ☆ Mさんとお話していましたが、段々眠くなってきたし、酔ってしまいそうなくらいのグルグル道だったので、眠ってしまうことに。 ウツラウツラしていると、中房温泉から1時間で穂高駅に到着しました。 駅では松本までのちょうどいい時間の電車はないので、Mさんを先に見送ることにします。 Mさんはこれから別の山へと向かわれるとのことでしたので、十分、気をつけてくださいね! Mさん、今日までお世話になりました!! Mさんにもいろんなことを教えていただきました。本当にありがとうございます!!どうかお気をつけて登って下さいね!!! これで一人になっちゃったなぁ~とチョッピリ寂しい・・・。 でも、お腹が空いたので(苦笑)早めにご飯を食べることにして電車までの1時間を潰すことにします。 駅前をウロチョロしますが、1軒しか食事処がなかったので、そのお店に入ってザルそばを食べました。 ソロソロ時間かなぁ~?と、再び駅に戻ってホームで電車を待ち、やってきた電車に乗り込んで松本へと向かおうとしますが、すんばらしく混んでいたので、ザックを抱えて車内に乗り込みます。 車内にも多くの登山者がいるようで、大きなザックを抱えていました。 揺れる車内で、何日もお風呂に入っていない私は申し訳ないなぁ~と肩身を狭めながらつり革に捕まり、松本までの長い時間を乗り切ります(苦笑)。 松本からは松本電鉄に乗り換えです。 これまた時間があるけれど、外に出られないから何にもすることもなくホームで待って、ようやくやってきた電車に乗り込みました。 電車は先程までに比べると人は少なく、ののんびりとした風景が目の前に広がります。 まだ山にガスが乗っているので、どの山がどれかはわかりません。 長い電車もようやく新島々に到着。 次はバスへと乗り換えで、いよいよ上高地へと入ります。 これから登る方々と一緒に乗っているので、何だか不思議な気分。 私、まだ登れるかも!と、錯覚を起こしそうになりますが、現実にはそこまでもう体力が残っていないんですけどね(^^;) 沢渡や大正池を通過し、ようやく上高地へ!! ふぅぅ~~~!長かった!! とりあえず、nonoさんに連絡を入れますが圏外なので、上高地に着いたことをメールで知らせました。 nonoさんは山小屋でも自炊をしていたから、お肉が食べたいはず!と思い、売店でお肉や河童焼き、朝ごはん用のおにぎり弁当を買います。 その時、ふと下を見ると『靴2000円』と書いていました。 へぇ~~~靴が売っているんだなぁと、何気に思いました。 nonoさんと待ち合わせをした徳沢まで行くことにして、2度目の上高地トレッキング開始デス! 下りてくる人、今から登る人、観光で来ている人…たくさんの人です。 何となく早歩きで進み、小梨平までやってくると、nonoさんから連絡が入りました。 nonoさんは徳沢を過ぎたそうで、そっちに行くからそこで待っていてと言われたので、分かったと返事をして切りましたが、よくよく考えれば明神池に行きたかったので、ここで待っていると明神池へは行けないかもしれないと思い、そのまま進みます。 nonoさんとすれ違うかもしれないと、注意しながら団体さんの後ろをずっと歩きます。 ふと、大勢の人が下ってくる中で、黒い格好の人がいるなぁ~と気に止めたら……おぉっ!nonoさんではありませんか!! 思わず呼び止め、再会を喜びました^^ by kehy
by nono_kehy
| 2012-09-12 21:39
| 山行記
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