HOME
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
|
2012年8月16日(水)曇り
バス→上高地(10:40)→JR→新島々駅(12:05)→松本駅(12:34~14:53)→名古屋駅(17:13)→小倉駅(20:47)→佐伯駅(0:23)→自宅(0:40) 8/12の槍ヶ岳山荘でnonoさんと別れてから3日、しばらく見ない内にnonoさんはワイルドな感じ…いや、やさぐれた感じ(笑)になっていました(^^;)苦労したんですね。 nonoさんは濡れたカメラを乾かしたから、できるなら下山したいというので、仕方なく上高地バスセンターへと戻ることにしますが、途中で大雨が降り出したので、小梨平の炊飯棟に逃げ込みました。 雨が止むまで、nonoさんに先ほど買ったチキンレッグを差し出すと、喜んでバクバク食べていました(笑)。 雨が止みそうにないので、レインウェアを着てからバスセンターへ向かいます。 ↑ 観光客が相変わらず多いので、この雨は大変そうです。 できるならば、ホテルか何かの個室で休みたいとnonoさんが言うので、松本まで帰る前にどこか宿が空いていないか検索します。 でも、なかなか見当たりません。該当するとしたら一人14,700円の値段の割りには大したことがなさそうなホテルのみ。 明日は平日なのに…人が多いのか…昨年の富山はたくさんホテルがあったけれど、松本は少ないのかもしれません。 ふと、バスセンター横の上高地観光センターで、宿泊場所案内と出ていたので行ってみることにします。 ↑ こらから山に入る登山者。 ↑ 河童焼を食べる♪ 案内の方に、どこか泊まる場所がないか尋ねると、山小屋と一緒の雑魚寝の部屋か、もしくは大正池ホテル 1泊1人18,000円の部屋しか空いていないそうです(!) こりゃあダメだわ…とこの辺は諦めて、再び検索でホテルを探しますが、どこも満室~。 『大正池ホテルでもいいから泊まろうか?』 と、nonoさんに言うと、しぶしぶ納得。 なので、急いで案内場へと行こうとすると、途中でnonoさんから呼び戻されました。 やっぱりお金が勿体ないからテント泊でいいよと言い出したので、nonoさんがそれでいいなら…と、ホテル泊まりを諦めて、結局テント泊をすることにしました。 そのまま小梨平へと戻ります。 河童橋を通り過ぎて、小梨平に到着♪ ↑ 受付に向かいます。 テント泊(一人700円)の受付を済ませ、テントを雨が止んだタイミングで設営。 ↑夢の一戸建て、小梨平リゾートにて。 でも、インナーシーツのみなので不安もありましたが、まぁどうにかなるかな? 夕ご飯を先に食べることにして、食堂に行くことにします。 食堂は賑わっていて、気になる山賊焼きというメニューがあったので、そちらと生ビールを注文♪ やってきた料理と5日間の健闘を讃えて…乾杯♪♪♪ グビグビと久しぶりの生ビールはすぐにフラフラになってしまいました。 山賊焼きはチキンの上にガーリックソースをかけたものでしたが、にんにくが痛いぐらいキツくて…こればかりは全部食べきれませんでした…(^^;) お腹いっぱい食べた後に、少し休憩をして温泉へ~♪ いよいよ!5日間の垢を擦り出します(笑)。 久しぶりのお風呂は天にも登る心地良さで、体洗いは2回洗わないと石鹸が見事に泡立ちませんでした(笑)。 お風呂を終えた後、売店でジュースを買っていたら、テントの受付で毛布をもらった人達が通り過ぎて行きました。 もしかして、貸しテントをしていたから、他にも貸しているものがあるのかもしれないと思い、聞いてみると、マットや毛布も貸し出しをしているそうです^^ 下に敷くマットを持っていなかったので、マット(100円)を借りてテントに戻って、銀マットは120cm×200cmだったので、テントいっぱいに敷くことができたので、途端に暖かくなりました^^ これなら眠れそうです^^ ↑ 湿気をたっぷりと含んでしまったコンデジを吊るす。 nonoさんと二人、インナーシーツに潜り込んで就寝…zzz。 真夜中にnonoさんが寒い!と言って目が覚めました。 nonoさんは寝袋の中に潜り込みます…が、私も起こされて寒くなってしまったので、いろいろ着込んで眠ろうとしますが、インナーシーツのみなので寒くて眠れません。 nonoさんに寒いと訴えると、じゃあ中に入ったら?と言われたので、ひとつしかない寝袋の中に無理やり体を突っ込んでみると、入るではありませんか(笑)。 入ってしまったら、身動きがひとつも取れなくなってしまいましたが、お互い疲れていたからかそのまま眠ってしまいました(苦笑)。 4:00過ぎにギュギュウだったので、息苦しくなり目が覚めます(苦笑)。 空が焼けるのは嫌だけれど、山にいる間にはスッキリと晴れた穂岳が見られなかったので、外に出てみることに。 外はだいぶ明るくなりつつありましたが、曇っていました。 これから山に入っていく人たちをチラホラ見かけます。 これから登るのであれば、晴れるのかな・・・羨ましいような、妬ましいような・・・。 今まで、遠征に出掛ける時はそれまで雨でも遠征日から晴れに恵まれることが多かったので、尚更悔しく感じます。けれど、もう家に帰りたいという気持ちがガッツリとあります(苦笑)。 nonoさんと、朝の河童橋を散策することにしました。 梓川はもやがかかり、初日と比べると随分と静かでキレイでした。 あいにく、穂岳は見えませんねぇ~まぁ、見えたら未練タラタラで下りなければいけないから、これでいいのです。 ひとしきり撮影してから、お腹が空いたのでテント場に戻ることにします。 テント場のトイレの上にはお猿さんがやってきて、遊び始めていました。 そういえば、テントの受付の時に、外に食べ物や荷物を置いていると、野生動物が荒らすので置かないようにと言っていましたが、これほど猿がいるとは・・・。自然の中に人が入るから自然は自然のままにが鉄則ですね。 昨日買ったおにぎり弁当と、チキンラーメンを二人で分けて食べたらテント撤収開始! nonoさんがテントを畳んでいる内に、汚れたモノを炊事棟で洗ってテントに戻ると、私達のテント前の歩道に何やら人だかりができていました。 何だろうなぁ~?と思っていると、nonoさんが『あの団体さんの中の一人が靴底が剥げたから困っているみたいだよ。持っているテーピングをあげたら?』と言うので、テーピングをあげることにしました。 女性の靴底が剥げているようで、その方は数年ぶりに登山靴を引っ張り出してみんなと徳沢に行く予定だったとのことでした。 靴は履かないと劣化して靴底が剥離してしまうので、こればかりは一度履いて確かめておかないと怖いですよね。 くじゅうでもよく、登山道に靴底が落ちていますから(苦笑)。 女性の靴をテーピングでグルグルに固めましたが、これではあんまりもたないかもしれません。 両方の靴底がフラフラ状態だったので、応急処置で剥がれてしまった場合は・・・。 小梨平の売店にはサンダルは売っていましたが、靴はあったかなぁ~と考えると・・・そうだ!上高地のお弁当売り場に『靴2000円』の張り紙がしてあったので、もし剥がれたらそちらに行ってみてくださいと伝えて団体さんを送り出しました。 荷物のパッキングを終了し終わったので、バスセンターに向けて出発! 途中、上高地ビジターセンターに入って、上高地の歴史を堪能しました。 外に出ると、遠くから手を振りながら女性が二人やってきます。 すると、先程靴の応急処置を施した女性で、応急処置はあえなく破れてしまったので、上高地で靴を探しに行きますとのことでした。 『お弁当を売っていた売店に張り紙がありましたよ』と伝えて、再び見送ります。 そして、私達は前から狙っていた、河童橋前にある五千尺ホテルの売店にてお土産やワインをゲット♪ 撮影しながら、再びバスセンターへと向かおうとすると、先程の女性が新品の靴に履き替えて現れ、 『靴がありました!ありがとうございました~♪』 と、喜んで出発されていきました^^ これで心配事はなくなったから、ゆっくり楽しめますね♪ きちんと最後まで見届けたので、良かった^^ バスセンターでバスのチケットを買い、予約を済ませて再びおみやげを物色(笑)。 荷物が多くなると移動がきついので、宅急便の手配をしてからバスに乗り込みました。 1時間で、新島々に到着! 再び電車に乗るために列で並んでいると、大天井ヒュッテでお会いした大分からのご夫婦と再会しました♪ 到着した電車に乗り込み、松本までの約30分をたまに降る雨にホッとしながら揺られます。 松本に着いたのはいいんですが、電車の時刻よりも2時間以上早めに到着していたので、松本市内をブラつくことにします。 ↑ 駅前には田部井さんの書が石碑に彫られていました。 やっぱり、長野はそばでしょ♪と思い食事処を探しますが、暑い中で並びたくなかったのでブラブラと歩いていると老舗らしきところを発見したので、中に入って食べることに。 ↑nonoさんはざるそば。 ↑私(kehy)はぶっかけそば。 美味しく頂きました♪ 食事が終わった後も1時間程時間があったので、本屋さんを探してデパート内をウロウロ。 これから6時間強の長旅を共する本を物色します。 私は大野更紗さんの『困ってる人』と益田ミリさんの『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』をゲット♪ nonoさんは怖いモノを探していて、今の私達にピッタリ(?)な安曇潤平さんの『山の霊異記 赤いヤッケの男』をゲット! ホクホクなnonoさんと一緒に(笑)松本駅へと向かい、名古屋行きのワイドビューしなのに乗り込みます。 松本を出発して2時間で名古屋に到着♪ ここから新幹線へと乗り換えでしたが、ホームが近かったので移動も少なくすみ、ホームで駅弁と祝杯をゲットして新幹線へと乗り込みます。 ワイドビューしなのでは指定席を取れなかったので、nonoさんとは別々に座っていましたが今度は隣に座れるので、先程買った山のホラー本の内容を聞くと、今日テントを接収した小梨平のことがK平と伏字で書かれた内容の話が載っていたとのこと(怖っ!) ゾッと怖くて、たまに不思議な山の霊異記・・・青いヤッケの師匠にもオススメな1冊だと思います。 ちなみに続編も出ているそうですよ^^ ってなことで、お互いに時間をもてあそぶことなく、順調に小倉まで到着したら今度は特急ソニックに乗り換えて大分まで~♪ 大分は今年駅がリニューアルされていて、駅が高架されてから初めて降り立ったので嬉しかったです♪ ↑ 新しくなった構内です。 そして、最終電車の鈍行で佐伯までガタゴトとのんびり揺られ、日付が変わった0:23にようやく佐伯に到着♪その後はタクシーに乗って自宅まで・・・到着~~~~~!! 8月10日から始まった遠征は8月17日にしてようやく終わりを迎えることができました♪ 今回の遠征は憧れの北アルプスの槍ヶ岳へ。 そしてnonoさんは槍ヶ岳から大キレットを越えて北穂高岳へ。私(kehy)は槍ヶ岳から喜作新道、表銀座を歩いて燕岳への二手に分かれての縦走でした。 北アルプスの核心ともいえる上高地は思っていたよりも優しく私達を出迎えてくれたました。 雨に降られ、ガスや風に翻弄されて大変でしたが、怪我をすることなく無事に山を下りられたこと、そして山で出会った人々に大感謝です。 くじゅうもモチロン素晴らしいのですが、山を知るためにはもっと精進して、いろんな山に登ってみたいなぁ~と今回改めて思いました。 全部で11回と、とても長い遠征記となってしまいましたが、お付き合いしてくださった皆さん・・・ありがとうございました♪♪♪ ↑ 今回の戦利品デス。燕山荘では結局Tシャツ等を買いそびれてしまったので、次回は必ず!! by nono&kehy
by nono_kehy
| 2012-09-13 22:32
| 山行記
|
ファン申請 |
||