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2008年6月1日(日)晴れ
牧ノ戸(2:10)→避難小屋(3:30)→中岳(4:10)→避難小屋(6:10)→牧ノ戸(8:47) 冷え込んだ車内に、けたたましく2台の携帯電話のアラームが鳴り響いて目が覚めます。 フラットシートに寝たのですが、少々段差があるので寝たのか寝てないのか微妙な感じの体にリポビタン○を注入し無理矢理覚醒させ(笑)行動開始です。 午前1:30を過ぎていますが、駐車場に入ってくる車が何台かいます。みんな朝駆けに行くんだ!となんだか急かされるように化粧をすませて2:10登山開始です。 先行者が1人いましたが、展望所にて追い抜かして先を急ぎます。 沓掛山の気温は6℃。あれ?5月と一緒だなぁ、やっぱり冷え込んだのか~。 見上げる空は限りなく透明で綺麗な天の川が架かっています。昨日の暑さに今日の冷え込み…これは雲海がついに見ることができるかもしれません。雲海+朝焼けか?!とダブルHITを予感しながら避難小屋へと下っていると、何やら煌々と光るライトの中に赤い物体がうごめいています。 何あれっ?!テレビカメラッ?!―と、思わず口走ります(笑) まぁ、そのくらい明るいライトがついていたので勘違いしたのですが、勘違いの元は赤い服をきた団体さんのようです。20人ぐらいはいるのでしょうか?その人達はゆっくりとくじゅう分かれ方面へ進んでいきました。 どうか、中岳には行きませんように・・・という願いが通じたのか団体さんは久住山へ。これで私達は安心して中岳へと向かいます。 中岳への朝駆けにはだいぶ慣れたので、ガスもない夜道は怖くなくなりつつあります。 あっ、中岳へ登る途中三俣山にまたライトの光が…どなたか登っているのでしょう。それにしても、賑やかな朝駆けツアーです。 4:10中岳へ到着。雲海、雲海♪と坊がツルを覗いてもあるのはたくさんのテントだけ。 東千里が浜の方に白っぽいものがあるように見えましたが、これもただ道ということが判明してガックシ… そうするうちに、東の空にある昨日の夕焼けと同じような雲がだんだんと焼けて、ピンクの序奏から黄金色のクライマックスへと奏でています。 真っ赤な太陽がいつのまにか顔を覗かせ、神々しい光に浴びるミヤマキリシマをパチリ☆ 中岳は扇ヶ鼻に比べると蕾も堅く、咲いている株はほとんどありません。目の前に広がるのは朝露が太陽に照らされてキラキラと眩しい新緑の大海原です。 すると突然、バンザ~イ!!バンザ~イ!!の大合唱が響き渡ります。正体はやはり先程の謎の赤い団体さん。2度ほど大合唱して大騒ぎです。 気を取り直して、清々しい気分で中岳から天狗ヶ城へ向かい3人の方々が一生懸命カメラを構える前を失礼して避難小屋へ。 すると、謎の団体さんが先に避難小屋前で休憩をとってます。きっと、中高年の団体さんだろうなぁと思ってましたがどうやら違う様子。背中に『幸せ祈願』と金文字で書かれた赤く長いハッピ?!を着た若い人達です。んん~これはきっと大学生なのでしょう。まだまだ元気にお喋りしてます。 私達も少し離れた所で朝食をとり、避難小屋を離れて星生崎の下を通って西千里が浜へたどり着くと、なんだかひんやり…まるで冷凍庫の中にいるみたいです。 あれれ?―と、辺りを見渡すとうっすらと白く染まっています。そうです、この時期に霜や霜柱ができているんです!! こんなこともあるんだなぁ~と写真を撮っていると、続々登ってくる登山者が嬉しそうにシャリシャリ音をたてながら歩いています。 今年の山開きは大船山だというのに、どんどん登山者がやって来ますが、よく「早いですね~!何時に登られたのですか?」と聞かれるので「2時頃ですよ。」と答えると、皆さん決まって『ひょえ~!!』っと言われます(笑) はい。もう変人の木下さんファミリーの一員ですからね(笑)そう驚かれるのがだんだんと快感になりそうです(爆) ですが、初心者らしく今週からはノーマル登山に変更し、見頃と予想される平治岳、大船山方面へミヤマキリシマツアーですね。6月はとにかく行きたいところがめじろ押しなので、大変だ~^^; 8:47に牧ノ戸へやっとたどり着き、なんとかお家へ戻る事ができました。 それから爆睡したのは言うまでもありません(笑) by kehy 今日の花 ミヤマキリシマ、イワカガミ、ウスノキ、ドウダンツツジ
by nono_kehy
| 2008-06-01 02:10
| 山行記
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